青汁の成分を調べよう
青汁というのはケールや大麦若葉などを搾った飲料の総称なので、同じ青汁でもまったく成分が違うということもあります。
共通して含まれる成分でも、材料の比率が変われば量も変わってきます。
青汁の成分にはどういったものがあるのでしょうか。
主に原料として使われているケールや大麦若葉の成分は、ほとんどの商品に共通して含まれています。
ビタミンB・C・E、ベータカロテンなどのビタミン類やカリウム、マグネシウムなどのミネラル類、クロロフィル、葉酸、食物繊維などです。
これらが主に青汁の有効成分とされているものです。
ケールと大麦若葉どちらにもこれらの成分が含まれています。
ケールの方が全体的に栄養価が高いのですが、飲みにくいのでバランスよく含まれている大麦若葉とブレンドされていることが多いです。
睡眠の質を上げる効果があるメラトニンは、ケールにしか含まれていませんので、睡眠が気になるのであればケールの比率が高いものを選ぶといいでしょう。
単体ではあまりありませんが、明日葉が使われているものもあります。
明日葉はカルシウムが豊富で、ビタミンや食物繊維などもバランスよく含まれています。
この通り、青汁はたくさんの栄養素が含まれているのです。
青汁は味をよくするために甘味料が使用されているものがほとんどです。
本来、青汁は不味いものですから、飲みやすくしているのです。
はちみつやオリゴ糖などを使っているものもあれば、アステルパームやすスクラロースなどの人工甘味料を使っているものもあります。
人工甘味料はカロリー0でダイエットに向いていると思っている人も多いと思いますが、実は脳が錯覚を起こしてしまいもっと甘いものを食べてカロリーをとろうとするということが起きてしまうので間違いです。
発がん性が疑われているものもあるので、なるべく人工甘味料ではなくはちみつやオリゴ糖を使用しているものの方が安全です。
はちみつやオリゴ糖には腸内環境を整える効果があります。
これが青汁に含まれる基本の成分になります。
それぞれの成分量は原料の比率や加工の方法によっても変わってきますが、元々含まれているはずの栄養素がさらに添加されていたり、乳酸菌などの本来は含まれていない成分が添加されているものもあります。