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貧血がつらい人に

血液を作るために必要な鉄分は、20代男性で1日7mg、20代女性で10、5g摂ることが推奨されています。
ですが、普段の食事には鉄分はあまり多く含まれておらず、意識的に摂らないと不足しがちです。
特に女性は毎月の月経で大量に鉄分を失ってしまうので不足しやすく、貧血を起こしやすくなります。
毎日の生活に青汁を取り入れることで、貧血を予防することができます。

青汁には特に多くの鉄分が含まれているわけではありません。
ではなぜ青汁が貧血予防になるのでしょうか。

鉄分と一言にまとめて言うことが多いですが、動物性の食品に含まれるヘム鉄と、野菜などに含まれる非ヘム鉄に分かれています。
ヘム鉄は身体に吸収されやすいのですが、レバーを毎日食べるという人は少ないですよね。
普段私たちが食事から摂る鉄分は、非ヘム鉄の方が多いと言われています。
ところが、この非ヘム鉄は身体に吸収されにくいので、ただ食べるだけではだめなんです。
青汁の吸収率を上げるにはビタミンCが必要です。
ビタミンCは非ヘム鉄をヘム鉄に変えてくれるので、身体に吸収されやすくなります。
ですが、ビタミンCは熱に弱く、水に溶けだす性質があるため、調理の過程で失われやすいです。
青汁であれば基本的に火は通しませんので、ビタミンCが壊れる心配はありません。
商品によってはビタミンCの量を調節してある青汁もありますので、簡単にビタミンCを補給できます。

また、貧血予防にはビタミンB12と葉酸が効果的とされています。
これらは赤血球をつくるのに必要なものです。
葉酸はほうれん草などの野菜に多く含まれており、大半の青汁には葉酸が含まれています。
ビタミンB12は植物性の食品にはほとんど含まれていないのですが、牛乳や卵などに含まれています。
青汁を牛乳で割って飲めば、ビタミンC・ビタミンB12・葉酸をまとめて摂ることができ、肉や野菜などの食事から摂った鉄分を効率よく吸収し、血液にしてくれるので貧血にとても効果があります。

青汁自体には鉄分があまり含まれていないものがほとんどなので、一度普段の食事を見直して足りていなければ意識的に摂ることも必要です。
あくまでも補助的なものと考えて、上手に付き合って行きましょう。