育毛効果

授乳中に青汁を服用するのは平気?

授乳中の女性は、赤ちゃんの飲む母乳に悪い影響が出ないようにと口にするものにはとても気を使うと思います。
健康のために飲みたい青汁ですが、母乳に影響が出ないかと心配になる方もいるのではないでしょうか。

青汁とは一般的にケールや大麦若葉などの野菜を搾って作ったものです。
生野菜を食べるのと変わりはないので、青汁を授乳中に飲んでも問題はありません。
手軽に青汁で野菜不足を解消できますし、便秘や貧血などに効果があります。
育毛効果もあるとされているので、産後の様々なトラブルにもぴったりです。

よく食べ物によって母乳の味が変化するなどと言われますが、これに科学的根拠はありません。
苦い青汁を飲んだからといって、母乳が苦くなるなどということはありえません。
ですから、授乳中でも安心して青汁を飲んでください。

ですがどんな青汁でもいいというわけではありません。
授乳中の人に限ったことではありませんが、原料のケールや大麦若葉の産地は確認しておきましょう。
外国産のものはたくさんの農薬を使用して栽培している場合もあるので、国産のものが安心です。
日本以外の製品を買うのも避けましょう。
安全基準が日本とは違うので、日本では禁止されているものが添加されていることもあります。
合成着色料や人工甘味料などの添加物も、避けられるのであれば避けた方がいいでしょう。

意外と見落としがちなのはカフェインです。
市販されている青汁は、味を良くするために抹茶を加えているものが多いです。
カフェインは少量ではありますが母乳にも移行してしまいます。
赤ちゃんはカフェインを体外に排出するまでにとても時間がかかるため、毎日母乳からカフェインを摂っていると、どんどん蓄積されることになってしまいます。
ですので、なるべくお母さんもカフェインは控えた方がいいでしょう。

1歳未満の赤ちゃんにはちみつを与えてはいけないので、お母さんも食べてはいけないと思っている人もいるかと思いますが、それは間違いです。
はちみつに含まれる可能性のあるボツリヌス菌は、大人の場合は不活性化させることができるので、菌や毒素が母乳を介して赤ちゃんに渡る心配はありません。
むしろ、人工甘味料を使っていない、はちみつやオリゴ糖の入っている青汁を選ぶ方が安心です。

授乳中の青汁は、材料や成分に気をつければ問題はありません。
大きくなったら離乳食に青汁を混ぜる方法もあります。
産後の弱った身体にぴったりだといえます。